プロパンガス業界はどちらかというと消費者の利益よりも、業界利益を最優先とした体質です。
特にマンションやアパートにお住まいの方はプロパン業者にとって都合の良いお客様であり、ガス料金も高く設定されるのが慣例で、ガス業者が利益をしっかり取れるようになっています。

平成9年4月に液化石油ガスの保安の確保及び取引の適正化に関する法律が改正されました。
販売の自由競争化と規制緩和により、新規業者による激しい顧客獲得が始まり、その中で「みせかけの安い料金」で顧客を獲得し、その数ヵ月後から徐々に料金の値上げを行うという違法な営業活動をする業者も増えました。

このようなプロパンガス業界の古い体質を改善し、「適正な料金とは何か？」を追求し「消費者・お客様」の観点から料金適正化へ向けて活動をする団体がボランティアでこの問題に取り組んでおります。